「ブログ」ってみなさんどんなイメージですか?
「日記、みたいのですか?」って答えると思います。
しかし、答えは「No!」です。
ブログは、それひとつで飯が食える収益性の高いビジネスなんです。
もちろん全てのブログが稼げるわけじゃないんですが、それだけ夢のあるビジネスです。
大きな収益の上がるビジネスなので、そのノウハウは盛りだくさんです!
本記事の内容
この記事では、ブログをはじめると得するスキル、どれくらいで慣れるか、そして、自分の仕事に活かせるかについて紹介しています。
ブログをはじめて得するスキル
ブログをはじめると、Web界隈の知識を得ることができます。
昔は調べものをするときは「imidas」「知恵蔵」「現代の基礎知識」で調べ物をしたものです。
しかし、今はそういう人いませんよね。インターネットの普及により、一家に一台以上パソコンやスマホがあります。「imidas」とか知らないよって人もいるかもです。OKですよw。
要するに、調べものをするときは、ほぼ全員がインターネットで調べるんですね。
Googleで調べます。ググるんですね。
移動中でなくても、落ち着ける家であっても本を開くなんてことはせず、ほぼすべての人はググって調べものをします。
- 学生さんは通学中の電車でググる
- サラリーマンも通勤中の電車でググる
- 主婦さんもキッチンでググる
一家には1台ないし家族分、会社には何百台、日本には何千何万台ものパソコンがあります。昭和じゃ考えられないです。
家にいる人も、会社で仕事をしてる人もネットでググる。
ということは、1日中、ここには人が集まるわけです。
ブログをはじめるということは、ほぼ全国民が集まるインターネット市場で商売するということになります。
昔は、不用品があると知人にあげたりしてましたが、今は売れそうならメルカリの時代。
ブログは在庫0で、自分が書く文章で収益を得ることができるビジネスなんです。
ライティングスキル編
ライティングスキルというと「文章を書く能力」だと思われるかもしれせん。
もちろんそうなんですが、ここでいうライティングスキルとは、ブログ特有の文章スキルのことを指します。
具体的には、以下のようなことを考えて文章を書いていきます。
- ペルソナ設定
- 検索インテント
- セールスライティング
- SEO対策
普通のひとは聞きなれない言葉ばかりだと思います。
ペルソナ設定
「ペルソナ」とは、文章を読む想定読者のことをさします。
「誰に対して文章を書くのか?」はライティングをする際に非常に大切です。
検索エンジンで調べ物をする人は、悩みを解決したくてググります。
「どんな人が何を悩んでいるの?」っていうのを考えて文章を書くことが大事なんですね。
これは②の検索インテントにもつながります。
検索インテント(深層心理)
「検索インテント」とはググる人の検索意図(深層心理)のことです。
ペルソナを設定したら「その想定される読者の悩みは一体なんだ?」ということが書ければ、ライティングはほぼ合格ラインです。
セールスライティング
また文章術には「セールスライティング」なんていう特殊なものもあります。
「PREP法」とういうセールスライティングが代表的なものです。
PREP法とはそれぞれの言葉の頭文字です。
「P」Point:結論
「R」Reson:理由
「E」Example:具体例
「P」Point:結論
この順序で文章を構成していきます。
まず、「Point(結論)」を述べます。そしてその「Reason(理由)」を次に説明し、共感してもらえるような「Example(具体例)」を提示します。
そして、もう一度最後に「Point(結論)」で締めくくります。
PREP法の手順
- 「P」Point:結論
- 「R」Reson:理由
- 「E」Example:具体例
- 「P」Point:結論
セールスライティングの型(テンプレート)で文章を書くと、とても明快な文章になります。
SEO(Search Engin Optimization)
最後にライティングとは少し異なるブログのスキルなのですが、「SEO」といった検索エンジンで上位に表示するための施策を考えならが文章を書く必要もあります。
「SEO」とは「検索エンジン最適化」といってGoogle検索したときに表示されやすくするための文章の作り方のことです。
ライティングだけでもこれらのたくさんの知識を身につけることができます。
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Webマーケティングスキル
「Webマーケティング」。とてもカッコイイ響きです。
オンライン上には、ほぼ、ほとんどと言っていいほどの消費者がいると考えていいでしょう。
しかしブログでマネタイズ(収益化)をしたいなら、すべてのひとを相手にしてはダメです。
自分の顧客をきちんと見定めなくてはダメなんです。先ほど説明した「ペルソナ設定」ですね。
漫然とブログを書くんではなく、ある程度、顧客を見定め、自身の発信するコンテンツに顧客がどう反応したかなどを確認しながら、自サイトの運営をしていくのです。
とても興味深いと思いませんか?
例えば、TwitteやfacebookのSNSで自分が発信した情報に、どれだけの人が反応をしてくれるか気になりませんか?
どれだけ「いいね」してくれたか。これをエンゲージメント率と呼んだりします。マーケティング用語ではコンバージョンと呼びます。
自分がブログで情報を発信し、消費者がそれに反応する。
こうして、広告が見られたり、クリックされたり、モノが売れたりしていくわけです。
これをいかに、攻略していくかが、マーケティングのスキルとなります。
プログラミングの知識
実はWebサイトを作るには、本来プログラミング言語の知識が必要です。
マークアップ言語って呼ばれるやつですね。
しかし、そういった知識がなくても、Webサイトが作れるようなソフトが販売されています。
「WordPressテーマ」と呼ばれるさまざまな商品が販売されているので、マークアップ言語の知識がなくても、簡単にブログを作成・運営することが可能です。
しかし、ブログ運営・コンテンツを製作していくうちに少しずつプログラミング言語(コード)にも慣れていきます。
実は私もブログをはじめるためにはプログラミングが必要なものと勘違いしてまして、「Progate」や「ドットインストール」と呼ばれる、プログラミング学習サイトのお世話になった経験があります。
ほぼ使ってませんが、ちょっとしたカスタマイズに少し活用しています。(CSSでタグボックスの角を丸めるとか程度ですが...)
そんな知識を習得、とまでは言えませんが、実はこういったプログラミング言語を使用して運営しているんだということも経験するわけです。
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お金の大切さを改めて知る
ブログを始めるとお金の大切さを改めて知ります。お金の大切さを知ってることは、立派なスキルです。
Web界隈の知識にもよるのですが、はっきり言って、ブログで稼ぐのは大変です。
1円稼ぐということの大変さや、100円が1円の積み重ねであることを身をもって体験します。ブログで収益を出すというのは結構大変なんです。
月の運営費は1,000円程度ですが(無料のブログもあります)、私もブログをはじめて、この1,000円の大きさを痛感しました。
となりますよね。
バイトは、大抵は職場で労働している時間に対して賃金が支払われます。中には、その時間すべての賃金を支払わない雇用主もいますよね。
皆さんが、頑張ろうが頑張るまいが、給料は大きく変わりません。その時間で売り上げられるラインを越えれば、事業主さんは働き手は誰でもいいんです。
現場の事情をよく理解していない事業者ほど、その傾向が強いです。
リピーターを獲得すれば、インセンティブ(割り増し)をもらえるかもですが、微々たるものです。売り上げを少し超える程度の仕事では、人事考課制度にもほとんど反映されない。
サラリーマンのほとんどの人は、出勤して業務に従事していれば、その時間の賃金をもらえる雇用契約となっているはずです。
ブログは違います。
時間に対して、支払われる賃金はありません。ブログは執筆業というよりは、広告代理店の個人事業のようなものです。
自分の運営するサイトでの広告費や売れた商品の成果報酬を得ます。
広告費や成果報酬が収益化されるまでに、いろんなノウハウが必要になるんです。
兎にも角にも、ブログで「1円を稼ぐ」ということは、サラリーマンの雇用契約とは全く違い、1か月で到達する人もいれば、1年かかっても到達できない人もいるのが、ブログになります。
ブログで稼ぐ方法は、こちらの記事で紹介しています。
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ブログを習得する期間はどれくらい?
「ブログを習得するのはどれくらい?」問題は、ブログを始めた人が全員もれなく悩みます。
3か月という人もいれば、1年、それ以上という人もいます。
慣れるには慣れるのですが、ほとんどの人の目的はマネタイズ(収益化)です。
ブログ運営や記事執筆には慣れても、収益が上がらなければ、慣れながら、運営を辞めていくひともたくさんいます。
私の1年4ヶ月のブログ運営してきた所感としましては、時間ではないのですがだいたい「100記事」が収益化の目安じゃないかぁと思います。
ブログは自分の仕事に活かせるの?
突然ですが、自分が今日いくら売り上げたかを意識して、いつも仕事をしているでしょうか?
これまで紹介してきたように、ブログで稼ぐのは大変です。
容易ではない、というか無理ゲーです。
しかし、ブログは、金儲けの大変さを教えてくれます。
不朽の名作「ドラマ北の国から」の泥のついた1万円札のエピソードをご存じでしょうか?
上京する息子に渡した金を、東京へ行く長距離トラックの運転手に手渡そうとすると、「そんな汚い泥のついた金はいらねぇ」と断られるシーンです。
トラックの運転手はその金がどんな思いで稼いだものなのか悟ったのでしょう。
そう、お金を稼ぐのは大変なのです。
みんな、汗水たらして稼いだお金で商品を購入するのです。
サラリーマンの人が稼ぐ月収20万も大変なお金です。
ついつい飲み会に使ってなくなってしまうかもしれません。
しかし、それはあなたが8時間×20日間程度の労働をして得た対価なのです。
本来はもっと大切に使わなければなりません。
ブログをはじめると、自分の稼いだ賃金や、自分の上げた売り上げを1円単位で意識することになるでしょう。
それだけでも、周りの社員さんと大きな差がつくはずです。
自身の売り上げをいつも意識していると、無駄な仕事や、意外な効率化を発案することもできるかもしれませんよ。
ブログはそんなお金の価値をもう一度見つめ直させてくれます。
まとめ
結論、ブログは結構大変ですがスキルはつきます。
平凡な日常に飽き飽きしているなら、一度門をたたいてみてはいかがでしょうか?
最初は、少し苦労するかもしれませんが、ブログには平凡な日常をはるかに打破する冒険が待っているかもしれません。
得られたスキルは、必ずや本業でも活かされることと思います。
ブログを今すぐはじめる方法は、こちらの記事で紹介しています。
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